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デジタル化と支援手当で丁寧な保育

ロータスプリスクール横川
理事長 龍永 直記 先生
「より良い園にしていくために」という議題で職員会議を定期的に開催。職員の意見をもとにICT化の推進、園外・園内コミュニケーションツールの導入、社内アンケートの活用、職員会議やクラス会議の改善、社内報の作成を実施。他にも各種手当ての支給など様々な制度を導入している。(2020年12月取材)

Q.保護者とのコミュニケーションツールについて教えてください。
登降園の時間管理、延長保育時間の自動集計、連絡帳の入力などができるシステムを2019年に導入しました。連絡帳はスマートフォンで入力して写真を張り付けることができるため、作業効率のアップだけでなく保護者が休日の写真を添付してくれるなどコミュニケーションが活発になりました。お便りなどの配布物もシステム上で公開できるため、渡し忘れの防止にもなっています。
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Q.保育業務のシステムについて教えてください。
職員の意見をもとに独自開発したシステムを2020年4月に導入しました。月案、週案、指導案など保育記録の書類を今までと同じ書式でパソコン入力でき、健康記録はデータベース化しています。また、各クラスにスマートフォンを配布し、事務作業やデジタルカメラ代わりに使用。テレビに繋いで遠足の場所を子どもと一緒に検索したり、疑問を一緒に調べたり、動画で子どもの成長を振り返ったりと保育にも生かしています。

Q.どのような支援手当を支給していますか?
子育て支援手当として、職員の第1子に1万円、第2子に5,000円を18歳まで支給。早出・遅出・土曜の出勤者にも手当金を出しています。これによって、子育て中ではない人やパート職員が気持ちよく勤務してくれるため、子育て中の職員の負担が減り、正規職員にゆとりも生まれて丁寧な保育ができています。今後は、子どもの病気などで休んだ職員の代替出勤者にも手当てを設けていきたいと考えています。

Q.これからどのような園にしていきたいですか?
多様性を認め合いながら、やりがいと誇りをもって保育ができるダイバーシティな保育園を目指しています。また、「子どものやりたい」を保育士が支えることが、子どもの成長につながります。そのためには、職員のやりたいことが出来なくてはなりません。そこで、職員会議で挙がった議案について、計画から改善まで職員が実行できる環境を整えているところです。
メッセージ
子どもは日本の未来と地域をつくる大切な宝! 保育は、その大切な子どもの未来をつくる重要な仕事です。誇りとやりがいに満ちた尊い職業だと自負しています。この素晴らしい現場で共に働き、保育を守ってくれる仲間が増えることを願っています。
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