働き方改革紹介 WORK STYLE

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総労働時間を3年間で110時間削減

富士こども園

園長 高橋 英治 先生

総労働時間の削減、育休復帰者の100%短時間勤務化、あらゆるハラスメントの禁止などを制度化し、業務軽減を実行中。また、2002年の園舎建て替えで19時以降は園に残ることができないシステムを取り入れ、サービス残業を廃止。(2021年1月取材)

Q.どのような職場環境の改善を行いましたか?

若手職員との懇親会のときに「うちの園は休みが少ないのでは?」という声が聞こえてきました。そこで、休みを増やし、3年間で総労働時間を110時間減らすことを決意! その結果、週休2日制とほぼ同じ休日数に。2017年度に2,050時間あった総労働時間が、2018年度は2,000時間、2019年度は1,950時間、2020年度は1,940時間になりました。

Q.労働時間削減のために何をしましたか?

全業務を書き出して分類し、重なっている作業をなくしました。例えば、クラスだよりに必ず入れていた毎月の保育目標はエントランスに掲示。園だよりは廃止し、給食だよりなど保護者へのお知らせはホームページに掲載して配付をやめました。また2歳児以下の連絡ノートは、サイズを半分に縮小し、記入量の目安になる罫線を入れて書き過ぎを防止。集団行動をする3歳児以上はノートからファイルに変え、行動欄などの共通部分をコピーできるよう記入作業を効率化しました。

Q.職員の働き方はどう変わりましたか?

業務を軽減して、職員は定時退社時間の10分以内に帰宅するようになりました。また、行事前に遅くなるのは装飾に力を入れ過ぎているからだと思い、運動会の入場門を思い切って廃止! 今では、行事前でもサービス残業はゼロです! 総労働時間が減って休みが増え、旅行をしたり家庭生活を充実させたりと、有意義な時間を過ごせているようです。

Q.どのような園にしていきたいですか?

保育は「子育て支援」という対人サービスです。そして、これからの保育は「子育て支援」から「家族支援」にシフトしていくと思います。園児の家族全員を支援するためには、保育者の人格形成と幅広いコミュニケーション力が必要です。そのために、職員同士の会話の機会を増やし、お互いが高めあえる風土をつくっていきたいと考えています。

メッセージ

卒園児が保護者となって自分の子どもを預けてくれ、卒園児が保育者として園に戻ってくれるなど、保育は在園中だけでなく長年にわたって子どもの成長を把握することができます。この素晴らしい仕事に携わる人が増えるよう、うちではパート職員が出勤の曜日・時間を選べ、子どもの夏休みには長期休暇の取得も可能です。常勤職員には給与や手当の処遇改善を進めています。このように、いまの保育業界は以前と比べて働きやすくなっています!

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