働き方改革紹介 WORK STYLE

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子ども主体の保育のため、無駄を削減

認定こども園みどりがおかようちえん

園長 梅崎 祥子 先生

より子どもに寄り添った保育のために、ICT化や誕生日休暇の付与、書類の様式変更、壁面装飾の廃止など様々な働き方改革を実施。無駄を減らし、子どもが主体の保育をするための時間をつくり、子どもについて考え、語り合うことを大切にしている。(2021年8月取材)

Q.どのような改革をしましたか?

一番大きな改革は、幼稚園から認定こども園になったことをきっかけにICTを導入し、園児の出欠や園バスの乗車、子育て支援センターのイベントなどの予約受付をオンライン化したことです。
それまでは職員がたくさんの電話対応をしながら、子どもの朝の受け入れ、園内の安全確認などをしていたので負担が大幅に軽減されました。
人が行う必要性を見極め、『物や環境に助けてもらおう』を合言葉に現状を見直しました。

Q.保育書類等はどうしていますか?

行事や保育案などをデータ化して、個人フォルダや共有フォルダで管理できるようにしました。共有化することで、誰でもいつでもデータを取り出せ、ほかの先生の書類を利用して作成することもできます。
また、週日案の様式を変更し、「日々の記録」は付箋に記入しています。その付箋は「保育の振り返り」や「個人の記録」にも利用でき、同じことを複数の書類に記入する必要はありません。何よりも『日々の記録を書く意味と目的』を職員が理解できるようになりました。

Q.その他の改革は?

壁面装飾をやめ、子どもの制作物は額に入れて一人ずつ保育室に飾るようにしました。
職員の作業軽減もありますが、制作物を並べて他の子と比べるのではなく、その子の表現・その子の個性を大切にしたいからです。
例えば、たまたまお絵描きの気分でなかったAくんの絵と、楽しんで描いたBくんの絵が並んでいたら、Aくんの保護者は心配になり、担任はもっと描かせたくなってしまいます。比較がなければ「色をたくさん使っているね」「勢いがいいね」など、その子の個性に気づけるのです。

Q.今後、どのような園にしていきたいですか?

私は産休・育休を2回とりました。そのとき、自分の休みを支えてくれているのは、妊娠や出産などのライフイベントが終わった職員や、まだ予定のない職員であることを実感。しかし、その職員たちも支え続けるだけでは辛くなることもあるのではないかと思いました。
具体的にまだ考えていませんが、勤続年数が長くなるとと長期休暇が取れるなどお互いが支え合って働く励みをもてる制度をつくり、様々な価値観や多様性に対応できる園にしていきたいです。

メッセージ

保育業界をめざす方は、「保育者になりたい」という明確な思いをもって就職される方が多いです。
しかし、「なること」が目的にならないように!
保育者になったら「どんな先生になりたいか」「どんな働き方をしたいか」という一歩踏み込んだイメージがあれば、入職してからのミスマッチが少なくなると思います。

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