えほんの紹介 RECOMMEND

年長さん(5・6歳児)

うじな保育園

園長 田中 眞理 先生

絵本を通して、子どもたちは「言葉を学び」「表現力を高める」だけでなく、「想像力を育て」「感性を磨き」ます。そう、絵本は子どもにとって欠かせないもの。うちの園の就職試験では、好きな絵本を選んで、読み聞かせをしてもらい、面接でその本を選んだ理由を答えてもらっていますよ。

■読み聞かせのポイント

はっきり、ゆっくり、心を込めて読んであげることが一番のポイントですよ!
絵をじっくり見せるページは、ゆっくりめくりましょう。強弱をつけたり調子を変えたりすると読み手が意識したことが伝わり、淡々と読むと子どもが自由に想像できる幅が広がりますよ。

『じぶんだけのいろ』
作:レオ・レオニ
訳:谷川俊太郎
出版社:好学社

■おすすめの絵本:『じぶんだけのいろ』

ほかの色に同化してしまい、自分の色がないカメレオンの悩みを描いたお話です。他人と違う自分を理解し、寄り添ってくれる人がいる安心感を得ると、そこが自分の居場所になることをカメレオンは知ります。シンプルで絵本の奥深さを感じられる一冊です。少し疲れている大人にもオススメです。

『スイミー』
作:レオ・レオニ
訳:谷川俊太郎
出版社:好学社

■おすすめの絵本:『スイミー』

兄弟をなくした小さな黒い魚・スイミーが、海を旅するうちに様々な素晴らしいものに出会い、新しい自分を見つけるお話です。ページいっぱいに描かれた海の絵から広がるイメージ、リズムに乗った文章は読み手も楽しくなります。小学校の教科書で出会う本ですが、長く読み継がれている作品で、読む年齢に応じて色々な楽しみ方や感じ方ができます。

『まゆとおに』
作:富安陽子
絵:降矢なな
出版社:福音館書店

■おすすめの絵本:『まゆとおに』

やまんばの娘・まゆが鬼と出会い、自分を煮て食べようとしているとは知らずに鬼の手伝いをするのですが・・・。痛快で分かりやすいストーリーは年長さんが感情移入しやすく、コミカルな言葉遊びは理解力や発想力が豊かになってきた子どもたちの心をとらえます。

『ぼくのきもちはね』
作:コリ・ドーフェルド
訳:石津ちひろ
出版社:光村教育図書

『おこだてませんように』
作:くすのきしげのり
出版社:小学館

■保育士をめざす方におすすめの絵本:『ぼくのきもちはね』『おこだてませんように』

・『ぼくのきもちはね』
積み木でつくったお城を壊されたテイラーを動物たちが慰めようとするお話で、子どもの心に優しく寄り添う絵本です。「どう解決するか」ではなく「どう理解するか」や、受容と傾聴の大切さを教えてくれます。

・『おこだてませんように』
怒られてばかりいる男の子の心の中を描いた絵本です。自分の思いを誰にいうのではなく七夕の短冊に記す男の子の心の動きや祈りのような思い、そして登場人物全員に注がれる温かい眼差しを感じてください。

メッセージ

読み手は文章を読んで絵を見ますが、聞き手は絵を見ながら耳で聴いています。だから、作者の思いをくみ取りながら、言葉の面白さを子どもたちに伝えることを意識して!また、絵本選びは、子どもの発達に応じて興味・関心のあるテーマを選ぶこと。そして、何よりも大切なのは、技術だけにとらわれず大人も一緒に絵本を楽しみ、読み聞かせを通して温かい空間や時間を共有することですよ。

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