えほんの紹介 RECOMMEND

2、3歳児さん

ピッコロゴード保育園

園長 髙田 美紀 先生

絵本といえば、幼少期に母が『ふらいぱんじいさん』(作:神沢利子、絵:堀内誠一、出版社:あかね書房)という本を買ってくれたことを思い出します。自分の子どもにも読んでやりたくて、同じ本を購入して今でも大切に持っています。普段は厳しい母が、優しく、温かい声で、ちょっぴりユニークに読み聞かせてくれた「ほんわか」とした笑顔の記憶が心に残っているからだと思います。この絵本との出会いは、私が保育者を目ざしたきっかけのひとつかもしれません。

読み聞かせ:大海 結子 先生
※新型コロナウイルス感染症対策のためマスクを着用

■読み聞かせのポイント

何でも自分でやりたがり、楽しいことや想像したことを黙っていられない年齢です。ストーリーが少し分かり、次の場面を想像できるようにもなり、繰り返しのあるお話が大好き。気づいたことや次の展開を予測して、「あっ!○○だ〜」などと声に出します。私たちの園では、子どもたちが絵本の真似をしたり、声を出したり・・・友達や先生といっしょに楽しむことを大事にしています。

『わにわにのごちそう』 作:小風さち 絵:山口マオ 出版社:福音館書店

■おすすめの絵本:『わにわにのごちそう』

お腹がペコペコのわにわにが、冷蔵庫で見つけた肉をプライパンでじゅうじゅう焼いて、豪快にムシャムシャ食べほすユーモアたっぷりなお話。
絵本のページをめくると、「あっ、お肉!」「プリンだ!」と子どもたちは指をさし、身をのりだし、知っている食べ物を知らせてくれます。一見怖いワニですが、エプロンをつけたり、お昼寝をしたりする姿に、子どもたちは笑顔に。ワニと自分を重ねて、絵本に入り込む子どもとの会話を楽しむことができます♫

『ねずみくんのチョッキ』 作:なかえよしを 絵:上野紀子 出版社:ポプラ社

■おすすめの絵本:『ねずみくんのチョッキ』

お母さんが編んでくれたねずみくんのチョッキを「にあうかな?」と動物たちが次々と着ていきます。
「あれれ、チョッキは大丈夫?」。動物が大きくなるにつれて子どもたちの声が小さくなり、「着たらいけんよ。にあわない!」という子も。伸びきったチョッキに悲しくなりますが、ページをそっとめくると、チョッキをブランコにして遊ぶねずみくんの姿があり、子どもたちに笑顔が戻ります。いろんな気持ちに気づくことができる絵本です。

『もったいないばあさん』 作:真珠まりこ 出版社:講談社

■おすすめの絵本:『もったいないばあさん』

食べ残し、水の出しっ放し、叱られて泣く涙すら「もったいない」と言う、もったいないばあさんのアイデアをヒントに、男の子が工夫を楽しむようになるストーリー。
食べ物を粗末にする子どもに「もったいないばあさんが、べろべろ〜ってするかもよ」と言うと、「はっ!」と気づいてきれいに食べます。おどかすのが目的ではなく、ストーリーの中に入って、絵本といっしょに生活習慣を身につけてもらいたいのです。想像力豊かな年齢だからこそ喜ぶ絵本です。

メッセージ

絵本の種類や楽しみ方は人それぞれです。子どもも、多くの絵本に出会いたい子、同じ絵本を何度も読んでほしい子と様々です。 どんなに素敵な推薦本でも、立派な技術があっても、心を込めた愛情たっぷりの読み聞かせには敵いません! 概念にとらわれず、絵本を介して子どもと過ごす楽しい時間を大切にしてくださいね!(2020年5月取材)

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