REPORT ほいくの現場レポート

vol.13

保育士レポート 5歳児担任

認定こども園 みなとまちこども園 勤続10年

保育教諭

川原 葉都香 先生

保育園に行くのが大好きで、 「行きたくない」と言って泣いたことが一度もない子どもでした。保育園・小学校の文集の将来の夢は「保育園の先生」。高校進学時にほかの進路と悩んだこともありましたが、初志貫徹して保育の道を選択し、夢を実現。現在は18名の5歳児の担任として、子どもたちのエネルギーに負けないよう何事にも全力投球でのぞみ、喜怒哀楽のメリハリがある保育を実践中。

Q.どんなお仕事?

「大変そう」「しんどそう」と言われることが多いですが、子どもたちに笑顔と元気をもらえて、とにかく楽しい仕事です! 保育士仲間や職員の集まりでは「遠足のとき、お弁当を食べ終わった子に『ほかの子が食べている中を走り回ったら何がたつ?』って聞いたら、『分かった、腹が立つんじゃろ!』って元気いっぱいに言われたんよ」と、子どもたちの楽しい話題になることが多いです。もちろん大変なこともありますが、それを上書きしてくれる面白いことばかり起こるので、いつも笑っています。

Q.印象に残っているエピソードは?

初めて5歳児を担任したとき、卒園前に子どもたちが「先生は何小学校に行くん?」と聞いてきました。自分たちと一緒に就学すると本気で思っていたようです。「先生はもう小学校には通ったけえ、行かんのんよ」と伝えると、とても残念がっていました。グループ園からこの園に異動になり、子どもも保護者も同僚も初めての人ばかりの中で手探り状態だったので、子どもたちと関係が築けていたことが分かり肩の力が抜けたことを覚えています。

Q.保育士を続けられている理由は?

年に一度、子どもにもらった手紙や絵を見返すときがあります。それは、子どもとの関係がうまくいかなかったり、余裕がなくて目指す保育ができなかったりして、自分に嫌気がさしているときです。「こんなにイライラしていたら子どもたちがかわいそう。私は先生に向いていないのかもしれない」と保育士を辞めようと思うのですが、不思議とそういうとき後ろからぎゅっと抱きついてくれたり、頭を優しくなでてくれたり、普段は自分から行動を起こさない子が話しかけてくれたりします。こういう積み重ねで10年間続けられているのだと思います。

1日のスケジュール

08:15

お仕事開始

子どもたち登園。
受け入れ時には、ケガをしていないか、体調や機嫌が悪くないか、また保護者との会話にも注意して家庭で起こったことで気持ちが沈んでいないかなど、体と心の状態をチェックします。

10:00

朝の会

朝の会が終わったら、自由遊びや設定保育へ。
設定保育では太鼓の練習や、アキカンダンススタジオのAkki(アッキー)先生によるダンスレッスンを行い、忍耐力やリズム感、チャレンジ精神などを養うようにしています。

11:30

昼食

子どもと一緒に給食。
偏食の子には「お魚さんが『食べて〜』って言っているよ」と食べる気にさせ、一口でも食べたら「見て、○○ちゃんがお魚食べたよ!」とみんなで喜ぶようにしています。
給食後は自由遊びやお散歩、制作へ。
自由遊びの時間には、連絡帳を書いたり、15分程の休憩をとってコーヒーを飲んだりおやつを食べたりします。

15:00

おやつ

おやつを食べたら、順次降園。
迎えにきた保護者とコミュニケーションをとり、園での様子などを報告。子どもたちが帰ったら、延長保育、後片付け、書類の入力、制作物の作成などをします。

お仕事終了

メッセージ

保育士の言動や接し方が、子どもの成長に関わる責任ある仕事です。「私にできるかな?」と進路を悩んでいる方、周囲のサポートがあるので安心してください! 私も入職したばかりのときは先輩職員になんでも聞いていました。今でも保護者に子育ての悩みを相談されたときには、子どもがいる職員に聞いています。そうやって、いろんな人の力を借りて、さまざまな失敗を重ねて、自分のオリジナルの保育を目指しています!

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