この記事の結論

保育士資格を活かせる仕事は、一般的な保育園だけではありません。認定こども園や企業内保育、児童発達支援などの保育・福祉施設から、子ども関連の一般企業、在宅ワークまで幅広くあります。高収入を狙うなら、ベビーシッター・企業内保育・夜勤のある施設・運営側のポジションなどが候補です。まずは自分のタイプを知り、気になる職場を単発1日から試してみるのがおすすめです。

  • 年収の目安つきで保育士資格を活かせる仕事11選が分かる
  • 高収入の職種と年収を上げる方法が分かる
  • 自分に合う仕事の選び方が分かる

「保育士資格は持っているけれど、保育園以外でも活かせるの?」「もっと給料の良い職場に移りたい」。そんな方に向けて、この記事では保育士資格を活かせる仕事を年収の目安つきで11個紹介し、高収入の職種や年収を上げる方法まで解説します。

保育士資格を活かせる仕事は保育園以外にもたくさんある

保育士資格は、乳幼児の成長を支えてきた経験と専門性を証明する国家資格です。その活かし方は、大きく次の4つのジャンルに分けられます。

  • 保育・教育施設:認定こども園、企業内保育、病院内保育、認可外保育など。資格をそのまま活かせます。
  • 福祉施設:児童発達支援、学童保育、乳児院、児童養護施設など。専門性を高められます。
  • 一般企業:保育園運営会社の本部、子ども向け教材メーカー、幼児教室など。経験を新しい形で活かせます。
  • 在宅ワーク:オンライン幼児教室、保育ライターなど。場所を選ばず働けます。

【タイプ別】自分に合う仕事の選び方

選択肢が多いぶん、まず「自分が何を大切にしたいか」を決めると選びやすくなります。次のタイプから、近いものを探してみてください。

タイプ大切にしたいこと向いている仕事
Aタイプやっぱり子どもと関わりたい認定こども園・企業内保育・児童発達支援など
Bタイプ経験を活かして新しい仕事に挑戦運営会社の本部・教材メーカー・幼児教室
Cタイプ家庭と両立して柔軟に働きたいベビーシッター・在宅ワーク・単発やパート
Dタイプ専門性を高めてキャリアアップ役職を目指す・専門資格を取得する

保育士資格を活かせる仕事11選【年収の目安つき】

ここからは、保育士資格を活かせる代表的な仕事を11個紹介します。年収の目安や特徴も参考にしてください。

仕事年収の目安特徴・こんな人におすすめ
認定こども園保育園と同程度〜教育と保育の両方に携われる
企業内保育所約340万円少人数・行事が少なく働きやすい。福利厚生も
病院内保育所保育園と同程度〜少人数保育。夜勤があると年収が上がることも
児童発達支援・放課後等デイ保育園と同程度少人数でじっくり関われる。行事が少なめ
乳児院・児童養護施設夜勤手当で高めの傾向24時間体制。手当がつき年収が上がりやすい
学童保育・児童館パート・常勤で幅あり小学生の見守り。書類が少なく負担が軽め
ベビーシッター約200〜350万円1対1の保育。専門性を高めると高単価に
幼児教室・プリスクール講師教室による英語や知育を教える。特技を活かせる
保育園運営会社の本部スタッフ固定勤務で安定・高めの傾向園の運営・管理。土日休みで両立しやすい
子ども向け教材・知育玩具メーカー一般企業の水準商品の企画・開発。保育の視点を活かせる
在宅ワーク(オンライン幼児教室・保育ライターなど)案件による場所を選ばず働ける。子育てと両立しやすい

年収の目安は各種求人データ・調査をもとにした編集部のまとめです。実際の金額は施設・地域・経験・雇用形態で異なります。

【高収入】給料が高い仕事はどれ?

保育士資格を活かせる仕事のなかで、比較的高収入を狙いやすいのは次の職種です。

仕事高収入になりやすい理由
ベビーシッター(専門性が高い場合)料金を自分で設定でき、語学や資格で高単価を狙える
夜勤のある施設(乳児院・児童養護など)夜勤手当・交代勤務手当がつき、日勤のみより高くなる
企業内保育所(大手企業)企業の給与体系・福利厚生が受けられることも
園長・主任・運営会社の管理職役職手当で一般保育士の2倍以上になる園も

ポイントは、「夜勤」「役職」「専門性」「運営側」のいずれかを取り入れると年収が上がりやすいこと。今の働き方に近い形で収入を上げたいなら、まずは夜勤のある施設や、待遇の良い園への転職から検討するのがおすすめです。

保育士資格を活かして年収を上げる方法

職種を変えなくても、年収を上げる方法があります。次の中からできそうなものを試してみましょう。

  • キャリアアップ研修を受けて役職手当を得る:研修の要件を満たすと「職務分野別リーダー」「副主任保育士」などの役職に就き、手当がつきます。
  • 月収の高い園へ転職する:同じ経験年数でも、園によって給料は変わります。待遇の良い園を探しましょう。
  • 夜勤のある施設で働く:乳児院や児童養護施設など、夜勤手当のつく職場は年収が上がりやすいです。
  • フリーランスとして働く:働いた分が収入になりますが、社会保険や福利厚生が適用されない点には注意が必要です。

参考:厚生労働省「保育士等のキャリアアップの仕組み・処遇改善のイメージ」。

まず「単発1日」でいろいろな職場を試そう

「どの職場が自分に合うか分からない」という方には、まず単発1日から気になる職場を体験してみるのがおすすめです。実際に働いてみると、求人票だけでは分からない仕事量や雰囲気、待遇を自分の目で確かめられます。

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仕事を選ぶときの注意点

保育士資格を活かせる仕事を選ぶときは、次の点に気をつけましょう。

  • フリーランス・在宅は社会保険や福利厚生に注意:自由度が高い一方、自分で備える必要があります。
  • 一般企業はPCスキルが求められることが多い:事務や本部職では、Word・Excelなどのスキルがあると有利です。
  • 保育と親和性のない業界は難易度が上がる:まったく違う業界を目指す場合は、スキルの活かし方を具体的に整理しておきましょう。
  • 待遇と働きがいのバランスを考える:給料だけでなく、やりがいや働きやすさもあわせて検討しましょう。

よくある質問

保育園以外でも保育士資格は活かせますか?

活かせます。認定こども園や企業内保育などの保育施設、児童発達支援などの福祉施設、子ども向けの一般企業、在宅ワークまで、幅広い仕事で保育士資格や経験が評価されます。

保育士資格を活かせる仕事で高収入なのはどれですか?

専門性の高いベビーシッター、夜勤のある乳児院・児童養護施設、大手企業の企業内保育所、園長や運営会社の管理職などが高収入を狙いやすい職種です。「夜勤」「役職」「専門性」「運営側」がキーワードです。

ブランクがあっても大丈夫ですか?

大丈夫です。保育業界は人手不足が続いており、ブランクのある方の復職を歓迎する職場が多くあります。まずは単発やパートから始めて、少しずつ感覚を取り戻すのもおすすめです。

まず何から始めればいいですか?

「子どもと関わりたい」「新しい仕事に挑戦したい」など、自分のタイプを整理するところから始めましょう。そのうえで、気になる職場を単発で体験してみると、自分に合う仕事が具体的に見えてきます。

まとめ:資格を活かせる場所は広い。まず体験して見つけよう

保育士資格を活かせる仕事は、保育園以外にもたくさんあります。高収入を狙うなら「夜勤」「役職」「専門性」「運営側」がポイントで、キャリアアップ研修や待遇の良い園への転職でも年収は上げられます。選択肢が多いからこそ、まずは自分のタイプを知り、気になる職場を単発1日から体験して、心から納得できる働き方を見つけてください。